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素材のふるさとを訪ねて (6)山本農園のブルーベリー

 

(6)

家族で育むブルーベリー

山本農園

青森県三戸郡田子町
(さんのへぐん・たっこまち)

 

  ニンニクばかりではありません


 山本農園は、青森県の最南部・田子町(たっこまち)の山あいにある農園。山本不二夫さん・良子さん、伸明さんの親子がブルーベリーやニンニクを生産しています。
 田子町といえば、ニンニクの生産量日本一、今や全国ブランドとなった「田子にんにく」の町ですが、お米や野菜、果実の生産も盛んです。

■■25年前に栽培スタート。しかし…

 山本不二夫さんがブルーベリーの栽培を始めたのは、今から25年ほど前のこと。6人でチームを組んでスタートしました。「栽培を始めた当時は、ブルーベリー自体があまり知られていなくて、全然売れなかった」と不二夫さん。6人のチームがいつしか3人になっていました。それが、10年ほど前にテレビの健康番組で取り上げられて注目され、栽培も軌道に乗っていきました。
 今では息子さんの伸明さんとともに、観光農園と2カ所の収穫用農園を合わせて40アールの畑で700〜800本の木を無農薬で育て、年間に約4トンのブルーベリーを収穫しています。

  無農薬栽培だからこそ

■■寒暖差が甘い実を育てる

 山本農園は、車1台がようやく通れるほどの狭い道を登った山の中にあります。鳥の声や蝉時雨、虫の声が響き、とんぼが飛びかう自然豊かな農園です。
 「ここは日中は暑いですが、夜間は気温がぐっと下がります。この寒暖差でブルーベリーの糖度が上がり、甘くなるんです」と、山本さん。

 山本農園では畑の保水力を保つため、雑草はわざと残しておき、刈り取ったものも木の根元に集めています。
 取材当日、午前中は前も見えないほどの大雨で、私たちは午後、雨が上がるのを待ってお邪魔したのですが、雨上がりなのに、畑にはぬかるみはまったくなく、根元の土が流されていることもありませんでした。

■■根気のいる収穫作業

 ブルーベリーの栽培は、春の初めに剪定をすることから始まります。大きくなると高さ2メートルぐらいになるそうですが、収穫しやすいように、短く低く育てます。
 5月ごろに純白の花が咲き、夏にかけて実をつけます。実の色はグリーンから淡い紫に変わり、実るにつれて紫色が濃く深くなっていきます。

 ブルーベリーの収穫は、夏。「紫色の実の軸が赤くなっているのが甘い実、実が紫でも軸が青いうちは酸っぱいから気をつけて」と、良子さんが教えてくれました。
 教えられて実際に収穫をしてみると、細かい実の軸を1つひとつ見ながら摘むのはとても根気のいる作業で、食べごろの実を選んで収穫していく農園のみなさんの大変さがよくわかりました。

■■ブルーベリー本来の甘みを


 「摘んだ実を食べてみて」と言われ口にすると、甘いブルーベリーの香りと味が口の中いっぱいに広がりました。「ブルーベリーの実は、表面の白いところが甘いので、洗うと味が落ちるし、色もあせてしまうんですよ」と伸明さん。
 すべて無農薬栽培だからこそ、安心してブルーベリー本来の甘みを存分に楽しむことができるのだと納得しました。

 収穫期の週末ともなると、山本さんの観光農園には多くの家族連れが訪れ、収穫体験と摘みたてのブルーベリーの味を楽しんでいるそうです。


ブルーベリーの品種は多様。
大粒の「チャンドラー」は500円玉大にも

  新鮮なうちに届けたい

■■収穫したその日のうちに


 収穫したブルーベリーは、その日のうちに選果し、翌朝には出荷します。小さな実を一粒ずつ手にとり、自分の目で見て選果しているそうです。一日中、収穫作業をした後の選果は大変なのでは…と尋ねると、「できるだけ新鮮なうちに届けたいから」という答えが返ってきました。
 こんな誠実な思いでブルーベリーを育てる山本農園のみなさんの笑顔には、実直な人柄そのままの温かさがあふれていました。

(取材日:2008年7月22日)

(reported by Yamamoto)

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